Q-Linkとは
「日常に、救命をつなぐ仕組み。」
1.いのちは、救うものではなく、支えるもの。
夜の施設で誰かの呼吸が乱れる。
通報のタイミングを迷い、職員は一人で不安を抱える。
病院では救急車が並び、搬送先を探す時間が過ぎていく。
――このあいだに、失われていく命がある。
私たちQ-Linkは、その“空白の時間”をなくすために生まれました。
救急・介護・地域が分断されていた仕組みをつなぎ直し、
「倒れてから助ける」社会から、「倒れないように支える」社会へと変えていきます。
2.Q-Linkの使命
Q-Linkは、医療と移動を統合する社会インフラです。
救命士と介護職員が協働し、現場での判断・搬送・連携を一体化することで、
地域の命を守る“動くチーム”を構築します。
その中心にいるのが「Q-Link救命士」。
彼らは、医療・介護・運行の境界を越えて、
誰かの命と暮らしをつなぐ“人間のインターフェース”として機能します。
その選択肢を、地域の中に増やしていくことが、私たちの使命です。
救命とは、心拍を戻すことではなく、
「生きる選択肢を残すこと」。
その選択肢を、地域の中に増やしていくことが、私たちの使命です。
3.Q-Linkが描く未来
| 社会の課題 | Q-Linkがもたらす変化 |
|---|---|
| 防ぎえた死(Preventable Deaths) | 現場での早期発見・迅速対応で命の損失を防ぐ |
| 救急逼迫・搬送遅延 | 地域単位での初動判断により、適正搬送を実現 |
| 夜間・在宅ケアの不安 | 介護職と救命士の連携による「安心の夜」を提供 |
| 高齢化・独居化の進行 | 見守り支援と予防救命の仕組みで孤立を防ぐ |
| 専門職の分断 | 教育(Q-Linkスクール)による共通言語と連携文化を創出 |
4.MIH:モバイル統合医療という新しいかたち
Q-Linkは、日本版MIH(Mobile Integrated Healthcare)を実践するモデルです。
救急救命士が「地域の一次対応者」として機能し、
必要な人へ、必要なタイミングで、適切な支援を届ける。
それは、単なる制度改革ではなく、
“命の守り方”そのものをアップデートする社会運動です。
医療・介護・行政・市民がひとつのチームになる。
それが、Q-Linkが目指す日本型MIHのかたち。
組織と役割|OUR STRUCTURE

日本救命士株式会社
Japan Paramedic Inc.
Healthcare Division
- Q-Link救急支援(夜間オンコール・施設急変対応)
- MIHモデル(モバイル統合医療)の社会実装
- Q-Linkスクール運営・資格制度(QCP認定)

株式会社ノベルタスク
Novel Task Co., Ltd.
Mobility Division
- 介護タクシー・民間救急・NICU搬送などの車両運行管理
- 病院・施設・在宅支援間の搬送ネットワーク設計
- 地域モビリティ基盤の構築と安全運行のマネジメント
代表挨拶

代表取締役社長
松岡 佑一郎 (YUICHIRO MATSUOKA)
【代表挨拶】
「命を運び、心をつなぐ。その先に、未来がある。」
私たちが目指すのは、ただ人を助けることではありません。
人の“生きる選択肢”を残し、その人生にもう一度、物語の続きを刻むことです。
ノベルタスクという名前には、
NOVEL(新しい/小説) と TASK(仕事) の意味を込めました。
――小さな仕事の積み重ねが、誰かの人生小説の一頁になる。
そんな想いを、私たちは一台の車、一つの行動、一人の命に込めています。
私は北海道釧路市消防本部で二十年間、
仲間たちと共に無数の「生と死」の現場に立ち続けました。
その中で、確信しました。
――救えるはずの命が、まだあまりに多い。
孤独に消えていく命、制度の狭間に置き去りにされる声。
そこに踏み込む勇気と仕組みこそ、いま日本に必要なのです。
その想いを形にするため、私は株式会社ノベルタスクを立ち上げ、
そして「医療・介護・地域」を統合する社会救命プラットフォームとして
私たちは日本救命士株式会社を創設しました。
両社が推進する「Q-Link」モデルは、
“倒れてから助ける”のではなく、“倒れないように支える”という発想から生まれました。
救急救命士と介護職員が夜を走り、日常を見守り、人を育てる――
このすべてが、「命を守る社会基盤」を築くための挑戦です。
私たちは信じています。
救命とは、鼓動を戻すことではなく、
その人の物語をもう一度動かすことだと。
Q-Linkは、医療でも福祉でもない。
それらを“つなぐ”存在です。
人と人、行政と地域、今と未来を結び、
社会の見えない隙間に“人の手”を届ける。
私たちは、これからも走り続けます。
安心を運び、命をつなぎ、
そして、人が人らしく生きられる未来を創るために。
日本救命士株式会社 / 株式会社ノベルタスク
代表取締役社長 松岡 佑一郎
採用|Join Our Team

「動ける人」が、いつも社会を動かす。
現場でいのちを支える仲間を募集しています。
募集職種
- 夜間救急支援スタッフ(施設急変対応)
- 二種免許ドライバー(病院救急車・民間救急・介護タクシー)
- 救急救命士(常勤/非常勤)
勤務地
- 千葉県千葉市
- 群馬県前橋市、渋川市
- 東京都内(今後拡大予定)
提携|Partnerships

「ひとりの救命」ではなく、「社会としての救命」を。
Q-Linkでは、共に仕組みを広げていくパートナーを募集しています。
連携対象
- 医療機関・福祉施設・自治体・大学・教育機関
- 実証実験・共同研究・地域包括プロジェクト
提携内容の一例
- 夜間オンコール体制の共同運用
- Q-Linkカレッジを活用した職員研修
- 救急・介護・ICTを結ぶモデル構築
取材・講演|Media / Speaking

社会を変えるために、語る責任がある。
メディア・研究者・行政関係者からの取材や講演依頼を受け付け
ています。
対応可能内容
- Q-Linkモデル(MIH/地域救命支援)の紹介
- 救命士と介護職の連携に関する講演・シンポジウム登壇
- 医療・福祉・地域防災に関する事例発表
運営情報
Q-Link事務局
(日本救命士株式会社/株式会社ノベルタスク)
本社所在地:東京都新宿区/東京都渋谷区
